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フランチャコルタ協会 新社屋をエルブスコの中心地に建設

フランチャコルタ協会は9月11日、1992年より変わらなかった社屋を新しく3階建てのリバティスタイルの建物に改装し、本部をエルブスコの中心地に設立しました。
本部の建て替えの構想とプロジェクトは当時の会長であったマウリツィオ・ザッネーラ氏から始まり、彼はフランチャコルタをイタリア全土、そして世界にプロモートするスタイルにふさわしいロケーションであることを強く望んでいました。
その後プロジェクトはヴィットリオ・モレッティ会長に引き継がれ、2018年に実際の工事が実施されました。改装が完了するまでほぼ2年かかり、ファサードの全面改修、内装、外部スペース、そして社屋ビルにトンネルによって繋がれた400平米の貯蔵庫が建設されました。スタジオベルルッキがすべての構造工事を請け負い、インテリアはスタジオアウーラによってデザインされました。
「本来なら今年の3月5日、協会設立30周年の記念日に本部社屋が完成する予定でしたが、残念ながら皆さんご承知の理由で、延期せざるを得ませんでした。」シルバーノ・ブレシァニーニ現フランチャコルタ会長は語ります。「我々は完全に安全な状態で皆さまに新社屋をお披露目したかったので、必然的にご紹介は縮小した規模となりました。完成まで長い道のりでしたが、協会本部の建物は社員にとっての家であり、同時に観光情報を必要とする観光客にも開放されます。来年には展示会やイベントを企画、推進していきたいと思っています。」
一方で、フランチャコルタフェスティバルは9月12日(土)、13日(日)に行われ、引き続き翌週末の9月19,20日も開催されます。
「入場制限などの現状を鑑み、今回初めてフェスティバルの開催期間を延長しました。2週にわたり開催することにより、来訪者が4日間かけて安全に、そしてリラックスした環境のなかで滞在して頂けるように考えました。」ブレシァニーに会長はコメントします。「だってこのような魅力的な環境の中でフランチャコルタを味わう素晴らしい経験は、“ゆっくり”の方がいいでしょう?」